2018.05.18 Friday/00:50 |
MLB 大谷翔平選手、バーランダー投手と初対決 他 |
まずはロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手からです。
5/11のレッズ戦に先発登板しました。初回からいきなり失点し、更に2死満塁のピンチ。ここは切り抜けますが、3回に先頭打者に二塁打を浴びるとそこから2失点。そして5回にジェネット選手に2ランを浴びて、更に二塁打を打たれたところで降板となってしまいました。チームも2-6で敗北を喫し、前田投手は3敗目となりました。内容は4回0/3を9安打5失点でした。
続いてシカゴ・カブスのダルビッシュ有投手です。
体調不良でDL入りしてから今回が復帰登板となります。5/15のブレーブス戦に先発登板したダルビッシュ投手は初回を何とか無失点で切り抜けると、3回まで無失点に抑えます。味方が1点を先制して迎えた4回裏、2死からインシアーテ選手に本塁打を浴びて同点とされてしまいます。そして、球数はこの時点でまだ61球でしたが右足がつりそうになったということでここで降板となりました。4回を3安打1失点でまたしても今季、そして移籍後初勝利ならず。チームは3-2で勝利しました。
次はニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手です。
5/15のナショナルズ戦に先発した田中投手は初回にいきなりレンドン選手に本塁打を打たれます。2回にも2失点して3点差とされてしまいます。その後は立ち直り5回まで無失点。味方も5回に同点に追いつき、6回の攻撃中に田中投手の打席で代打が送られてここで降板となりました。5回を投げて4安打3失点で勝敗はつかず。そして試合は降雨のためサスペンデッドになり翌日に6回裏から試合再開となりました。
ここで、救援投手達の最近の状況を見ていきます。
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手はブルペンの重要な一員としての存在感を日に日に高めています。最近も6試合連続無失点と安定感を見せています。
マイアミ・マーリンズの田澤純一投手は5/1に初勝利を挙げたものの今ひとつ不安定な登板も多いです。失点することも多く、防御率も8.05と好調とは言いがたい感じです。
サンティアゴ・パドレスの牧田和久投手は再調整の為マイナー落ちしていましたが、5/14に再昇格しました。しかし、メジャー復帰初登板のロッキーズ戦で3ランを浴びてしまい、勝ち越しを許してしまいます。チームはそのまま4-6で敗戦。牧田投手は今季初黒星となってしまいました。
ここで、MLBの最近の話題に触れておきます。
日本でもお馴染みのシアトル・マリナーズの看板選手であるロビンソン・カノ選手が薬物規定違反で80試合に出場停止となりました。利尿作用のある禁止薬物「フロセミド」の陽性反応が出たとの事です。他の薬物は使用していないとの事ですが、非常に残念な出来事です。MLBでもトップクラスの選手だけに影響も大きくがっかりしたファンも多いのではないでしょうか。
そして、最後は大谷翔平選手です。
まずは投手として5/13のツインズ戦に先発登板。母の日という事でピンクの帽子をかぶって登場した大谷投手は初回から快投を見せて、6回まで無失点に抑えます。7回途中までで11奪三振と素晴らしい投球をみせてくれました。降板後に残したランナーが還り同点とされたため勝利投手にはなれませんでしたが、6回1/3を3安打1失点という内容で降板時には地元ファンからスタンディングオーベーションを送られました。チームもこの後延長11回にサヨナラ勝ちしました。
続いて打者として5/15のアストロズ戦に2番・DHで出場。この日は好投手のコール投手と対戦。第3打席でライト前ヒットを放ち4試合連続安打としました。この日は結局4打数1安打でした。チームも3-5で敗戦しました。
そして、5/16にはMLBを代表する投手のバーランダー投手と対戦。このバーランダー投手の前に大谷選手は沈黙。3三振を喫し、チームも完封負けしました。ちなみに大谷選手が9回に喫した三振は、バーランダー投手の通算2500奪三振となりました。メジャー屈指の好投手のバーランダー投手との初対戦は大谷選手の完敗となりました。
それでは今回はこのあたりで記事を終えたいと思います。